知らないと損する、ここだけの話~高齢者トラブル~

自然災害の被害は、あまり報道されなくなりましたが、まだまだ手つかずのところもあると聞いています。
一日も早い復興をお祈りしています。

これから降雪地域の方は、大雪による住宅被害も出てくることでしょう。

自然災害の後に多いトラブルが
「保険金を使えば無料で修理ができる」といった住宅修理サービスでのトラブルです。

主なトラブルは
①自己負担ゼロを強調された
※結局、全額自己負担を言われたりする

②強引な契約で断れなかった
※保険申請も代行する
※契約書は後でもってくる
※キャンセル料を払わないとキャンセルできない

③古くなったところも先日の災害のせいにしようなど嘘の理由を持ち掛けられた
※老朽化による損害は保険金支払いの対象外

というものです。

勧誘は訪問が多いですが、電話勧誘もあります。

こうしたトラブルは高齢者の方が多くなっています。

保険金が使えるかどうかの判断は、損害保険会社がするものです。

不動産関係者が判断することはありえません!

また代行申請を損害保険会社は認めていません。

語弊があると思いますが、

イメージを掴んでいただくために例を申し上げますが

自動車事故に遭った場合、

自動車メーカーが保険金の支払い判断や代行申請をすると思われますか?

損害会社に連絡をして判断を仰ぎますよね。

家であろうが車であろうが物であろうが、保険に関する相談・問い合わせは

加入している損害保険会社となります。

こうしたトラブルに巻き込まれないためには

契約の前に加入している損害保険会社か代理店に相談することが

被害に泣かない唯一の方法といっても過言ではありません。

被害に遭った時は、消費生活センターなどにご相談を。

一人でも被害に遭われないようにとお祈りしております。