~知らないと損する、ここだけの話 認知症保険の裏話~

 お陰様で、婦人公論で掲載中の認知症保険特集は、大反響をいただいています。
https://fujinkoron.jp/articles/-/145

この裏話をお伝えすることは、介護や老後の保障を考えていただくことにつながると思い、ご紹介します。

大反響を頂戴した大きな理由は、かつてない商品数を掲載していることです。
また、初めて紹介された商品も多数あったこと、一覧表とチャートがリンクして婦人公論の読者である高齢女性にも分かるようにしていること、認知症保険選びに関する3つの誤解を上げたことにあるようです。

今回、紹介した商品は、一切、保険会社から掲載してほしいと言われたものではありません。
普段、取材を続けている中で出会った商品を、誤認を与えないように、1つ1つ確認しながらまとめました。

実は紹介した保険商品はは新商品ではありません。それなのに、なぜ、今までメディアに紹介されなかったのでしょう。
意外に思われるかもしれませんが、この理由は、きちんと取材をしているから。

「取材をしているって、当たり前」と思われるかもしれませんが、保険会社に確認しましたが、取材を受けていないまま、掲載されている例が散見されるようです。
恐らく、何かの記事を見付け、それを元にまとめた例もあるようです。
私見ながら、こうしたことにも違和感を感じましたし、禁じ手だと思っています。

初出の商品には、掲載は難攻不落といわれた会社の商品もあります
よく保険特集をすると「騙される」「損する」「悪い」とタイトルをつけると、雑誌が売れるようです。
保険ジャーナリストの私は「保険が好きな人」として扱われる始末です。

余談亜柄、雑誌の担当者は保険の素人です。
素人の方にご指導いただくのは、ひとえに保険ジャーナリストの未熟故とも思っていますが。。。

話しを元に戻します。
難攻不落の会社は、私がお伝えする趣旨に同意くださり、掲載が実現できました。

今回、婦人公論の編集部の方から企画のお話をいただきましたが、
また「安い」「悪い」といった企画ならお断りしようと思っていました。
非常に有り難いことに、幅広い適切な情報提供をして、その中から自分に合った商品群を選び、ご加入するか、しないかを考えていただきたいとの趣旨をご理解いただき、掲載の運びとなりました。

ところで、今後、認知症保険のトラブルは増えると思っています。
というのも、認知症保険が花盛りで、本来は他に方法があるのに、トレンドというだけで加入される方もいらっしゃるようなのです。

また、お客様は認知症保険特集に商品が3つ紹介されれば、「世の中に認知症保険は3つしかない」と頭から思われて、選ばれるようなのです。

そこで、保険現場であがっている声や、全国のお客様をリサーチして、誤解をしやすいポイントを3つにまとめ、解説をしました。

また高齢女性が読者ということで、一覧表とチャートを何十回も手直しをして、誰でも選べるように仕上げました。
このラインアップとチャート制作は、私のオリジナルですので、間違いなく他で見ることができないものです。

人生の先輩である高齢者の方に失礼ですが、「分からないというのはかっこ悪い」と思って、よく分からないのに、加入される方がいらっしゃいます。

弊社団の相談業務でも、終活をされる意欲は素晴らしいと思いますが、遺言書を準備していても、ほぼ見直しという例が少なくないからです。

親の介護や認知症になったときに慌てないように、ご本人様だけでなく、お子様にも是非、ご一読いただければ幸甚です。