知らないと損する、ここだけの話~親の終活を疑え~
高齢者の方にとって、終活はブームです。
多くの方の終活のセカンドオピニオンをしてきましたが、
ほとんどがやり直しでした。
エンディングノートを書けばそれでいいと思っている方
弁護士に遺言書の相談をすればいいと思っている方
生前贈与か、相続にすればいいのかを税理士に相談したという方
行動に移されたのは素晴らしいと思いますが、
総じて、一面だけの対策が多いのです。
だから、遺言書は法的に問題がないけど、納税資金の計算をしていなかった
法律・税務でも対策は難しいが、金融で解決できる
など、全方位的にプロが全力で知恵を出し合うことで
答えが見つかるものです。
終活も介護も相続も
法律・税務・不動産・金融・親族間の心情的な面・介護関連を
総合的に判断しないと、片手落ちになってしまいます。
実際、裁判になったりする例も、どれほど多いことか。
全方位的に相談する必要性をご存じないので
ほぼ100パーセント見直しになるものです。
こうして相談にお越しいただく分にはいいのですが、
「親に聞いたら『きちんとしている』『子供が口出すな』
と言われて困っている」というお子様からの相談も増えてきました。
手前味噌ですが、弊社団は全方位的にメンバーが粗度って
安価で相談に乗らせていただいています。
少しでも早いほうが選択肢も多くなります。
何より、親族間の心情的な問題も、後になるほど、どうにもなりません。
裁判で和解になっても、元の関係になれるかと言えば、そうではないです。
生意気で申し訳ありませんが、後で困るのはお子様なのです。
終活をしている親に「終活は法律・税務・金融・不動産・メンタル・介護を
包括してはじめて終活というけど、全部チェックしたんだよね?」と聞いて
みててください。
繰り返しますが、対策をしていないと本当にお子様が困ります。
厳しい言い方ですが、あなた自身のためにも親の終活を鵜呑みに
しないことをオススメします。